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2017年9月

2017年9月20日 (水)

■1/200大和をつくる(48)

私には、この大和製作に取り組んでいる中で、模型の師匠と呼んでいる友人、知人が複数いて、様々なところから、いろんなアドバイスをしてくださっている。 特に知識の乏しい私など、この部品を”荷車”などと言って、諸兄からは失笑を誘っている次第である。 とにかく艦載機を載せる荷車、否、台車を作ることにした。 エッチングパーツを購入していたので、これを組み立てる。 いずれも台車の上に、カタパルト上の発射用の台となるものを載せて、その上に艦載機を乗せるわけであるが、搭載されていた機材にも諸説があるようですが、今回は複葉の零式水上観測機2機と少し大柄の零式水上偵察機2機(1基は羽を折りたたんで格納庫に)作りました。

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これが複葉の零式水上観測機を乗せる台車と発射用の台です。 昔は肉眼でしか距離を確認できなかったようで、大砲の撃ちあいになったときには、これを飛ばして着弾位置を確認して、敵艦との距離を調整する役割があったようです。  でも、日本軍にとっては、制空権が確保されていない状態となってからは、まったく意味がないものになったのだと思われます。

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こちらが零式水上偵察機用の台車と、カタパルト発射用台をつみあげたものです。

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羽をたたんだ状態で、格納庫から取り出してクレーンで吊り下げて、レールからカタパルトに移動させていたようです。

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艦載機を、接着せずに一応、置いてみました。

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模型映えがするので、こうして組み立てていますが、実際の戦闘時には、邪魔になって何の役にもたたない資材だったというのは、わかるような気がしますね。

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2017年9月17日 (日)

■1/200大和をつくる(47)

艦載機を眺めているうちに、この不透明なハリボテのような風防がどうにも気に入らない。色も水色、銀色、白色などいろいろと塗ってみたが、どうも見映えが悪い。

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ということで、超音波カッターを使って、風防部分を切り取ってしまうことにした。

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透明なプラスチック素材を形成して、ここに埋め込むことも考えてみたが、なかなか手間がかかりそうだし、結局風防の骨格は手書きにしなければならないし........とにかく、風防の骨組みだけつくれば、なんとなく風防に見えてくるんでは.........ということで、ドリルで窓枠の支柱を差し込む穴を開けていき、まず、縦向きに3本、支柱線(0.3ミリ)を取り付けた。
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あとは洋裁店で買ってきていた柔らくて細い銅線を横向きに穴に埋め込んでいった。

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これで、できあがりにしてもよいだろうと思っていたが、何か風防になるようなものがないか.......考えているうちに、セロテープに目が行った。 セロテープをこの真鍮、銅線の枠に強く押し付けて、余分な部分をカッターナイフでカットした。

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セロテープはしばらく置いておくと、黄ばんで乾燥して、最後はパリパリになって.......ということは知っているが、まあ、そうなったらそうなったで、骨組みだけにすればいいじゃないかという思いで、とりあえず仕上げとした。

さて、付属品のデカールを見ると、羽根にあるべき黄色い識別マークのものがないことに気が付き、その部分だけは、手塗りで塗装をおこなった。 すぐに下の濃緑が溶けて色が混ざってしまい塗りにくかったのだが..........。

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最初は、いつものデカールのように水につけて、シールを剥がして、艦載機にくっつけるものだと思い込んでいたので、水につけてしばらく放置してとりだしてもシールが剥がれることもなく、今度はお湯の中に投入しても、まったくシールが剥がれないので、これはきっとシールの糊が数十年放置されている間いにダメになったのかもしれないと..........あきらめかけた。

しかし、それぞれのパーツを細かく輪郭に沿って切っていくと、なんと、紙の裏側にくっついていた薄いフィルムを剥離することが出来ることに気がついた。 このモデルは、きっとモータを取り付けて、実際に水に浮かべて遊べるモデルでもあるので、水でくっつけるデカールは避けたのだろう。

で.........カッターで一つずつ切り抜いて、薄いフィルムを剥がして機体にくっつけるとこのようになった。 ただフロートなどの曲面のきついところには、貼っても貼っても、糊そのものの粘着力が弱っているため、すぐに剥がれたので、あとは、裏面に接着剤をつけて再度機体にくっつけていった。
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このように船体上に載せると、臨場感があって、うれしくなる。あとは飛行機を載せる荷車をつくって船に固定していけばよい。


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羽根をたたんで、格納庫にしまってある艦載機をクレーンで吊り下げる前の状態を再現した。

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2017年9月14日 (木)

■1/200大和をつくる(46)

いよいよ艦載機の作成にはいった。 まず、機体色をあらかた塗装しておいて.........。

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例のゴッドハンド製のカッターペンチで、スバっと切断した。 すごい切れ味、わずか数秒でこのようにカットできるすぐれもの道具である。

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で、このように0.3ミリ程度の穴をあけておいて.............。

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切断したほうの羽根にも位置合わせをして、同じ穴をあけておく。 そして、適当な長さに切った0.3ミリ径の真鍮線を埋め込んで.........。

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このように、少しだけ余裕を持たせて切断した羽根を基の位置に戻してやる。

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手で切断面の真鍮線を抑えながら、羽根を折りたたんでいくと、このような姿で固定できる。

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実際に、大和の格納庫に入れてみると、これがキチキチの大きさ........実際には、こんな状態では格納庫には入らないのであるが.........まあ、模型だし、なんとなく艦載機が羽根をたたんで格納されているというイメージが表現できれば........ということで、さらに艦載機の細かい塗装に入ることにした。

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2017年9月12日 (火)

■1/200大和をつくる(45)

スクリューにつながる軸の部分も、光沢のある金色にしておきたいと思い、ゴールドで塗装をしたが、どうも表面に金属特有の光沢がない。 ゴールドはシンナーなどの溶液に溶けにくいので、どうしても濃度が高くなり、塗装しても、このように表面がざらついてしまう。

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そこで、今回、金箔を表面に貼ることにきめて、このような1枚3000円もするようなゴールドリーフフィニッシュという商品を買ってきてしまった。

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金色の塗装をすべてシンナーで落として、表面をなるべくなめらかにするために、何度もシンナーでこすってから、乾燥した。 金箔はあらかじめサイズをカッターナイフで切り取り、ピンセットで薄い膜状の金箔をはがしながら、スクリューの軸に貼り付けていき、最後は綿棒で何度も表面をこすって、なめらかさになるようにした。


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組立てしまったあとから、金箔を貼りつける作業は難しかったし、いったん塗装をしたものをシンナーで落としてから、その上に金箔をはりつける........いう後手後手の作業をおこなったことにより、完璧とはいかず、少しだけ、こうした光沢の出ない部分ができたりしたが......まずまず見た目は金塗装よりも格段に良くなったのでうれしい。


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軸をシンナーでこすって色を落とした際に、艦底のところどころの色がシンナーで、剥がれ落ちたので、今度は金箔を貼った軸にマスキングをしてから、再度、艦底色を吹き付ける予定である。 今回は、この作業のために、大枚をはたいて買ってきた金箔のではあるが、実際に使用したのは全体の20分の1くらいないので、コストとしては、まだ数百円程度で済んでいる計算だが.......。

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2017年9月 3日 (日)

■1/200大和をつくる(44)

ジャッキステイを表現するために、ネットで見つけた製法”ねじねじダンゴムシ製法”である。 この製法、実は、私の模型の師匠でもある青柳さんという方が最初に考案され、その作り方を命名したのが、同じく私の模型のもうひとりの師匠でもある江尻さんであるということがわかったのである。

①まず、0.3ミリ径の銅線をこのように穴が中を通す真鍮線あるいは銅線の径よりもやや大きめになるまでねじったものを用意する。 この際、ピンバイスの先に海賊フック船長の手のようなものを作って引っ張りながらねじる方法があるが、私は精密ペンチで先端をとらえて引っ張りながらねじる方法でこのような部品を作り上げた。(引っ張りながら回していかないとネジネジ部分の太さが一定にならず、穴に入れる際に苦難をともなう)

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②ジャッキステイを表現する部分に、このように0.8ミリのピンバイスで穴をあけておく。このピンバイスのドリルの径は、①のネジネジの部分がほどよく入り込むサイズを見つけたうえで決定した。

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③ダンゴムシ?をそれぞれの穴に差し込んでいく。その際、ダンゴムシに接着剤をつけておき、固定するのである。 あとで真鍮線を通していくために穴の方向は揃えておくこと。

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④こうしたほぼ直線の場合は、ストレスなく真鍮線が穴を通過していってくれるので、楽しい瞬間である。 穴を通したら、穴に接着剤をつけて固定する。 長めに通しておいた真鍮線の端をペンチで切っておく。

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⓹ メタルプライマを塗り、十分に乾かしてから、軍艦色で塗装すると、できあがりである。

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この3番砲塔の一番外側の柵のような構造物も、実はこのネジネジダンゴムシ製法で作り上げたものである。

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青いボードを背景に撮影した。 だんだんと男前になってきたではないか?(自画自賛)

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さらに埋め込んであるLEDに電源をいれて部屋を暗くすると、このような暗闇の中の戦艦大和が当時、大和ホテルと揶揄された姿を彷彿とさせるではないか(自己満足)


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